国体誘致による橿原運動公園と橿原公苑問題【続編その3】

報告内容

 

1.県側から具体的な整備修正案が提示された(8/30付け)

 

 ⑴新規施設 

  ①公園北側エリアと、その隣接地5haを買収

    第一種陸上競技場・サブトラック・投てき練習場

  ②公園南側エリア

    アリーナ(屋内プール併設)    

 ⑵廃止施設

  総合プール・軟式野球場・ソフトボール場

 ⑶現施設の高規格化や改修

  硬式野球場 (観客席や屋根の設置)

  テニスコート (公式大会開催へ設備面の基準クリア)

  サッカー場 (改修)

  屋根付き運動場 (改修) 

 ⑷協定への締結

  県・市の両議会の合意を得た上で、施設の整備・撤去に着手する

  協議が難航し長期化する場合は、県は別の地域での整備の検討を始める

 

2.特別委員会での市議からの意見

 

 県側からの整備案に反対する議員数が2~3人差で過半数を超えていた

 

 ・県と市の具体的な負担額を示すべき

 ・両施設の概算資産額評価額の提示すべき

 ・既存施設が撤去され時の補完・代替施設を確保せよ

 ・全部の交換でなく県側に一部土地の売却や定期借地として貸し出し案も検討すべき

 ・アリーナは橿原公苑で整備すべき

 ・協議不調の時は、他地域を検討するとのことだが、今になれば 候補はこの地しかなく

        県側は謙虚な姿勢で対応する必要がある

 ・市からの具体的な提案は未だなく、いつも議会を飛ばして唐突に案が出てきており

  県側(知事)になびく 市長への不信感が募る

 

3.今後について

 橿原市側の具体的な提案を作成させて、遅くとも年内に特別委員会で議論を重ねていく

 

4.私見(小早川)

 ・テニスコートが残っても、県営コートになれば土日祝の橿原市民の利用は大きく制限される。

  県民へのメリットはあるが、それは橿原市民の犠牲の上に成り立ってとのこと。

  別途に橿原市営コートの新設を訴えねば。

 ・特別委員会終了後、新聞記者の取材に「県からは市の財政負担に配慮された良案をいただいた」

  とのコメント。市長は、何を考えてんね~!  どこを見てんね、市民を見ろよ~。

 ・県側の意見に賛同する市長や市会議員らを見定めて、次回の市長選や市議選に反映させたい。

  市民にとってできる唯一の行動であり権利である。

 

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