国体誘致による橿原運動公園と橿原公苑の交換問題(続編)

報道の概要は下記の通り。

覚書の内容は、国体のメイン会場を橿原市に、そのために県の橿原公苑と市の運動公園を一体として捉えて整備を進めていく。

知事は、国体の主要会場を橿原市につくることが県の意思である。

市長は、国体を開催する最大のチャンスを生かすべく、協議を進めたい。

一方、県と市の施設を一体整備することで、市民スポーツ活動に不利益にならないか、市内競技団体から懸念の声も上がっている

これについて亀田市長は、市民や県民が同じように活用できるような施設を目指している。心配ないようにきちんとした計画を提示していきたい。

6月開催の市議会で説明を重ねていくとのこと。

 

スポーツを愛好する市民として

市長が発言している 「市民や県民が同じように活用できる施設を目指す」とあるが

県民=橿原市民で、こんな当たり前のことをよく言えるよな

それ以上に問題なのは、橿原市民にとっては 県民も同じように使えることが、まさに市民の不利益になることが分っていないのが今の市長です。

こんな事例があります。県民が利用できる橿原公苑内のジェイテクトアリーナでは、令和3年度年間スケジュールで 200を超える団体が利用予定、その内橿原市内の団体は僅か2団体で 1%しか利用できていないのが事実です。 

市民に不利益にならないようにする為には、現状の運動公園での市民スポーツ活動が、少なくとも維持されることである

具体的には

①撤去計画である総合プール・テニスコート・軟式野球場が、同等規模の代替施設が建設され市民が優先利用できること

②交換後に橿原市所有となる橿原公苑のスポーツ施設(体育館・野球場・陸上競技場など)が、市民が優先利用できること

   (橿原市内に硬式野球場×2  陸上競技場×2になる予定、そんなに要らんやろ)

 

この4月の市議選でも この件は争点にも上げられず、また国体誘致と耳ざわりの良い言葉に、市長派議員の数の論理だけで市議会で承認されてしまったら、市民不在 いや市民犠牲の国体誘致となってしまう

市民の健康増進・疾病予防・レクレーション・ストレス解消の場して、約10年間で170億円も投入して運動公園を拡充してきており、血税を無駄には出来ない

 

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