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23回 全日本シニアソフトテニス選手権大会

65才男子の部で、小早川(橿原クラブ)・高原(八尾STA)ペアが優勝しました。50才男子の部での優勝してから 15年ぶりに優勝を果たせました。参加ペアは109ペア。二日間で7戦を戦い抜き、初日2戦 二日目5戦の激闘でした。

初戦 ④ - 1 、2回戦④ - 0、2日目の3回戦では 早くも強敵の八代醍・岩切ペアとの対戦。八代醍・岩切ペアの今年度は、近畿大会 優勝、西日本大会 準優勝と実力と勢いのあるペアで、負けるなら ここかな? と不安と緊張が交錯しての対戦。結果は なんと ④ - 0 の予想外のストレート勝ちでした。後衛の八代醍選手が いつになくミスがあり、岩切選手も大事ポイントでのスマッシュミスもあって、流れが一気に来ました。大きなヤマを一つ越せました。4回戦は鵜尾・中川ペアを破った相手に ④ - 0 で勝利できました。

次の4取りでは、第2シードの長澤・篠山(浦和あづま)ペアです。ここも大きな山場と言うか 分厚い壁で、東日本ではトップレベルの実力強豪ペアです。負けるならここでした。後衛はライジングでの高い打点・早いタイミング・スピードボールで攻めてきます。前衛は攻めて良し、守って良しの存在感もあり、かつミスの少ない安定感抜群のプレーをします。試合は、後衛にはノータッチのセンター割りも打たれ、前衛には立て続けにボレーを決められ、2ゲームを簡単に連取されました。このままズルズル行きそうな流れを一変させたプレーが、先方後衛の強みであるセンター割りを真芯で捕えた高原さんの価値あるボレーでした。その後 先方後衛にミスが出始め、4ゲーム連取することができ ④ - 2 で勝てることが出来ました。

準決勝は、岩田・吉田(衣笠クラブ)ベアとの対戦となりました。過去に 岩田さん・吉田さんとは別のペアと組んでの対戦も含めてを何度かありましたが、私の記憶が正しければ 負けた記憶がなく、相性があっていましたので 不安を感じることなく 良い意味の緊張感で対戦ができ スコアも ④ - 1で勝つことが出来ました。

ついに決勝戦です。相手は、三木・山田(千葉 小金原・ときわ平)ペアです。周りからは、こんなチャンスはそうそうない、絶対に優勝せんとアカンぞぉー!と 檄を飛ばされ背中を押してくれました。ラッキーだったのは休憩時間の長さで、当方は約1時間以上は休め、先方の準決勝のゲームもじっくり見れました。また御所クラブの廣瀬夫妻からも色々な差し入れも頂き 体力回復も図れました。それに引き換え、先方の休憩時間は15~20分程度。この差は大きかった!! 先方の前衛が後半に足がつり始め、スマッシュミスが増え スコアは ④ - 1 でした。マッチポイントで、高原さんの読み通りのストレートボレーで決まった!と思った瞬間 ボールはネットに。この時 5年前の悪夢が。60才全日本の決勝戦でマッチポイントのスマッシュを2本 相手にフォローされて優勝を逃した悪夢が脳裏をよぎりました。今回は無事 優勝することが出来ました!! 優勝が決まってベンチに戻れば、応援していただいた方々から、祝福の握手をいただき胸が熱くなりました。応援ありがとうございました!!